ドラマ・コウノドリ(2期)第6話で妊婦のアレスト=心停止から始まりました。

そこから各症状や療法についておさらいし、それぞれ時系列にご紹介します。

スポンサーリンク


コウノドリ(2期)第6話の療法1・胎盤用手剥離について

下屋加江(松岡茉優)がとある妊婦に実施しようと失敗してしまった療法です。

胎盤用手剥離とは、何らかの原因によって新生児娩出後、30分以内に胎盤が娩出される正常分娩経過でない場合、手で胎盤を取り出そうとする試みる胎盤娩出法です。

胎盤は母体と胎児を連絡する器官です。

症状1・甲状腺クリーゼ

アレストとなってしまった妊婦の原因となる症状です。

甲状腺クリーゼとは、甲状腺機能亢進症という、甲状腺内組織の活動が異常に活発になり、ホルモンの分泌が過剰となって、心拍や血圧、また体温が危険なほど上昇する、命にかかわる疾患です。

甲状腺機能亢進症に対して治療が不十分だったり、感染症、外傷、ストレス、脳卒中、うっ血性心不全、肺動脈塞栓症などが原因に当たります。

今回は甲状腺機能亢進症の見落としで妊娠・分娩などを契機に発症されてアレストに至ったと考えられます。

理想は後悔のないように的確な処方が一番ですが、サインを見逃さないことも大事です。

スポンサーリンク


療法2・し戦期帝王切開

アレストの患者に対して鴻鳥サクラ(綾野剛)たちが判断した手術です。

心停止に陥った妊婦に対して、母体蘇生処置の一つとして実施する緊急帝王切開術です。

新生児を娩出することにより子宮を小さくし、下大静脈と大動脈の圧迫を解除し、母体血行動態を改善することが目的です。

蘇生を続けながら無麻酔で帝王切開を行ない,胎児とその付属物を娩出します。

母体の循環停止後5分以内の胎児娩出を目指し、蘇生開始後4分間で手術を決定(4分ルールとも呼ばれる)し,1分で娩出すると最良の生存率が得られるとされます。

胎児の生存は問われませんが,母体心停止から20分以上経過後に分娩し生存した新生児の報告もあるため、可能であれば新生児の救命も行なうべきです。

症状2・エーシス=心静止

アレストの患者に救命を試みていた最中に診断された症状です。

エーシス(Asys)はエイシストールの略です。

心静止とは、広範囲に心筋虚血が起こり、興奮が起こらず、収縮が停止してしまった状態です。

心停止と言葉が似ていますが、心停止は心拍出量がゼロになること、すなわち「心臓が動いていても血液を送り出せない状態」で、

心静止は、「心臓が動かない状態」のことを指します。

療法3・用手廻旋

鴻鳥サクラと下屋加江がとある妊婦に対して施した療法です。

まず、廻旋とは新生児が産道を通るとき、体の向きを変えながら妊婦の骨盤内に降りていく動きをいいます。

その廻旋が正常にできず、うまく産道を通れなく分娩が難しくなってしまう状態に施す手法です。

医師が手を使って廻旋をサポートするのが用手廻旋です。

スポンサーリンク