ドラマ・コウノドリ(2期)第5話で超低出生体重児の赤ちゃんが11/10のTBSで取り上げられます。
緊急帝王切開で超低出生体重児が生まれたストーリーになっていますが、超低出生体重児とは何でしょうか?
コウノドリ(2期)第5話で挙げられる超低出生体重児とは
低出生体重児は出産の時、赤ちゃんの体重が2,500グラム未満で産まれる新生児です。
さらに体重が下の時は、1,500グラム未満は極低出生体重児、
1,000グラム以下は超低出生体重児と言われます。
超低出生体重児のリスクは
超低出生体重児のリスクは主に3つあります。
1つは「肝芽種」(かんがしゅ)という、子供の肝臓に発生するガンの中で最も発生頻度の高い悪性腫瘍があります。
極低出生体重児で低出生体重児の40倍発症する可能性があるので、超低出生体重児ではさらに発症する可能性があります。
もう1つは後遺症です。
低出生体重児でなくても後遺症の可能性は5%未満ですが、
極低出生体重児ですと5~10%、
超低出生体重児では10~20%の可能性があります。
最後は合併症です。
合併症はある病気が起因して別の病気が起こることです。
合併症は貧血や新生児仮死、慢性肺疾患、呼吸窮迫症候群、未熟児網膜症のほか、
第5話で挙げられる、「動脈管開存症」の可能性があります。
コウノドリ(2期)第5話では緊急帝王切開に納得いかない様子だが・・・
コウノドリでは超低出生体重児であることよりも緊急帝王切開になったことに納得がいかなく、新生児への手術を拒否しています。
緊急帝王切開を担当した下屋加江(松岡茉優)が新生児の手術のために、ある行動を起こします。
下屋は家族のために行動を取ると公式サイトでありますが、そこは同感です。
緊急帝王切開でご立腹なのは分からなくもないですが、超低出生体重児のリスクを回避するのは実施すべきと思ってます。
ストーリーで蓋を開けてみないと分かりませんが、家族であるためにペルソナチームは説得して新生児を救ってほしいと思ってます。