映画「君の名は。」が地上波で2018年1月3日にテレ朝で放送されます。
物語で重要な役割をもつ「彗星」
その彗星の軌道に間違いがあるという噂を聞きましたが本当でしょうか?
検証しながら真実か嘘か、答えを見つけたいと思います。
君の名は。の彗星について
これほど壮麗な天体現象を、まさに肉眼で目撃できていることは、この時代に生きる私達にとっての大変の幸運と言うべきでしょうー。#君の名は #ティアマト彗星 pic.twitter.com/rdOBmFbV6t
— .*・+ み つ ば ° ・*. (@rp9Shi41Rcr6KKM) 2017年10月4日
物語の中で、地球を1200年周期で太陽を周回している彗星、
それがティアマト彗星です(現実にはそのような彗星はありません)。
そのティアマト彗星が肉眼で確認できる予測日の約1ヶ月前から物語は始まります。
彗星の軌道に間違いがあるというのはどういう事か?
では、問題の軌道について間違いがあるという事の発端は何だったのでしょうか?
答えは以下のようにありました。
「君の名は」を見てて、彗星の軌道に違和感を覚えたのはこういうことです。劇中のニュースだと赤線の軌道になっているんですが、彗星は基本的に太陽の引力に引かれて曲がりそうなので、普通青の方じゃねえかなと(ネタバレにはならない) pic.twitter.com/D30gOg0ma3
— 僕は仕事ができない (@blue_jam) 2016年8月27日
映画公開中の時、テレビなどで流れた彗星の軌道が専門家などから間違っているという指摘を受けました。
つまり、作画ミスです。
彗星の軌道には「ケプラーの法則」というものがあり、
1.惑星は太陽を一つの焦点とする楕円軌道を描く。
2.惑星と太陽を結ぶ動径は等時間に等面積を描く。
3.惑星の公転周期の2乗は太陽からの平均距離の3乗に比例する。
ということですが簡単に言うと、
公転は水星から地球、火星、海王星などが太陽の外周りを周回するのですが、
問題の作画では太陽の内側(手前)を軌道するように描かれていました。
架空の彗星とはいえ、このような太陽を焦点に公転しない彗星はないという事です。
彗星の軌道の間違いを受けてどうしたのか?
では、作画ミスに対してどう対処されたのでしょうか?
答えは以下の動画が分かりやすく解説されていました。
映画公開時の修正前のミスを、Blu-ray&DVDでは修正されていました。
また、
「君の名は。」彗星が太陽周回するように直ったのは良いけど、最初の3D CGでは水星軌道の内側回ってるのが、後の修正された軌道図では水星軌道の外側回ってるんだよなあ。その方が絵面が良かったのかな?
劇場公開時は水星軌道の外で引き返してたと思う。 pic.twitter.com/vNPtoc8rRJ— Yossy64 (@anteaterme) 2017年7月26日
テレビの映像だけでなく、ティアマト彗星の動きと、その周辺の惑星の位置にも注目してみてください!
君の名は。彗星の軌道の間違いのまとめ
・物語ではティアマト彗星という1200年周期で太陽を周回する彗星が話題となっている
・映画公開時には本来、地球などと同じような太陽の外側を回る=公転ではない作画ミスがあった
・Blu-ray&DVD盤には正しい公転に直っている
・ティアマト彗星が周回する際の惑星との位置についても注目してみるとよい
物語で重要なティアマト彗星、正しい動きに注目してみてください(笑)
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最後まで御覧いただきありがとうございました!!