映画「君の名は。」が地上波では初となる放送で2018年1月3日にテレ朝で放送されます。
あらすじにもある通り、入れ替わる現象が起きますが、ある時を境に忘れてしまいます。
物語の中でもスマホで記録するところはありますが、忘れる現象がなぜ起きてしまうのでしょうか。
君の名は。で忘れるまでの経緯
男子高校生の立花瀧はある日の朝、女子になっていた事に気づく。
その正体は岐阜県糸守町に住む女子高校生、宮水三葉。
一方、宮水三葉は東京に住む立花瀧に入れ替わっていた。
寝て目を覚ますと元に戻っていたので、最初はお互い半信半疑であったが、
週に2,3回入れ替わる現象が起きていた事が判明した。
クラスメイトや家族などから聞いて、おかしな行動をしている事が判明してからお互いスマホなどにルールを設けるも、結局は好き放題に行動していた。
その後、ある事を機に二人はある場所のある時間でお互いの名前を呼んだ。
しかし、二人はお互いの名前を忘れてしまい、三葉はある計画を遂行すべく動き、瀧はある物を見ていた。
その後、時は流れ、お互いに入れ替わる事も思い出す事もなく生活するが、心の片隅では何かを体験した程度で結局は名前など思い出す事はなかった。
あの日までは—
スマホにも記録していたのに、何故忘れるのか?
入れ替わりで楽しい生活を送るも、なぜ急に忘れてしまったのでしょうか?
原因は入れ替わるという事にありました。
(ここから少しネタバレになりますのでご注意下さい)
そもそも、精神もしくは魂が入れ替わるという事は現代ではありません。
神の所業と言っても過言ではありません。
そう、神の所業。
宮水三葉たちは宮水神社を代々継承し、その巫女です。
祭の行事として伝統的な行事を行なっており、神の使いであります。
つまり、神の所業に最も近い人物であります。
しかも、その入れ替わりというのは代々経験している事も明かされます。
三葉の祖母・一葉や母・二葉も経験しています。
入れ替わりは起きる事は承知したとして、何故忘れる事が起きるのでしょうか?
それは引き換えです。
よく、悪魔との契約で交渉価値として魂を受け取るという話がありますが、
それを神との契約に置き換えたものがそれです。
と言っても命と引き換えではなく、大事なもの、
すなわち、それまで刻んだ記憶というのを対価として支払う事になるのです。
ここも一葉から説明を受けています。
スマホなどに記録した分も消されてしまうぐらい、神様の所業は人智のレベルを越えた能力です。
こうして、ある事を伝えますが、二人は名前を忘れてしまい、その後の人生を送りました。
忘れる事になってしまっても心の片隅にあるものは
ある事から5年が経って立花瀧と宮水三葉はそれぞれの生活を迎える。
今まで何をしていたか全く思い出せませんが、心のどこかで引っかかるものが残っている。
なぜ、忘れてしまったのに、何かが残っているのでしょうか?
それは心です。
記憶、記録は完全に消されてしまいましたが、心まではコントロールできず、
何も思い出せないし話す事もできない、だけど、心には残っているものがある。
現代の管理された世の中でそのような事は戯言になるでしょうが、
当てのない事も大事です、人間ですから。
二人はその時までにずっと心に抱えて生活し、その日を迎えるまでもお互いいつも通りの生活をしていました。
偶然の偶然ですが、こういう事もなくはないのが世の中です。
それこそ、神様ですら制御できない奇跡でしょう。
君の名は。で忘れる現象のまとめ
・立花瀧と宮水三葉は入れ替わりを体験する後、お互いを忘れてしまう
・入れ替わりの代償が記憶や記録であり、それも代々伝わっている
・しかし心のどこかでは説明できる程ではないが、ぼんやりと憶えていた
いかがでしたか?
人間同士が織り成したり、巻き起こすドラマチックな状況を楽しみながら見てください!
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